俳句 de あらかわ名所づくり 冬・春
2017年11月〜2018年3月
好評だった一昨年の「投句イベント」に引き続き、「俳句 de あらかわ名所づくり」第2弾!今度は季節を変えて、冬・春で開催。松尾芭蕉の「奥の細道」で詠まれた場所が後の世に名所になったように、荒川区内の名所も俳句で詠んでいって名所になると良いなぁというイベントです。荒川区内を巡って沢山の人が俳句をつくってまちの駅に持ってきてくださいました。
あらかわ区まちの駅俳句イベント 第2弾!! *終了しました!
「俳句 de あらかわ名所づくり 冬・春」 (2017年11月3日-2018年3月3日)
●投稿いただきました句を紹介いたします(現在173句!)
【町屋】
◆町屋火葬場
・友引の火葬場の屋根鵙高音(髙安正江・荒川5)
◆ペンザンス(最果ての駅)
・春灯(しゅんとう)のカクテルの色動くなり(田中礼子・荒川2)
◆尾竹橋
・春の川伝馬澪ひく尾竹の景(小池恵美子・町屋3)
◆榛の木山
・榛の木山ありし昔は子らの場(にわ)(小池恵美子・町屋3)
◆一本松
・一本松永久に立つ碑や春うらら(小池恵美子・町屋3)
◆町屋文化センター
・町屋にて発句を初めて一年目(小沼道子・豊島区駒込6)
◆原稲荷近く
・踏切の待つ間の長き夜寒かな(吉本つま子・町屋2)
【南千住】
◆素盞雄神社
・素盞雄の手水光れり初詣(田中礼子・荒川2)
◆弁財天(ジョイフル)
・寒明や弁財天の胸にコイン(田中礼子・荒川2)
◆千住大橋
・銀輪に春の風乗せ橋渡る(田中礼子・荒川2)
・芭蕉忌や縁の橋のひとひねり(平松輝松・東尾久3)
◆汐入公園
・汐入の雪だるまの目こぼれたる(田中礼子・荒川2)
◆石浜明神
・花火舞い傘を傾け雨を喰む(正木あさ子・東尾久6)
◆三ノ輪
・三ノ輪までつながる夜店三の酉(髙安正江・荒川5)
◆三ノ輪橋
・牛まつり小社なれども小一位(吉本つま子・町屋2)
◆都電一中前
・都電行く人の輪を乗せ軒下を(小林文夫・町屋8)
◆延命寺
・赤べべの首切り地蔵春立てリ(寺田千賀子・東尾久4) *ギャラリーanimo(まちの駅千住堀)近く
◆黒門跡
・弾痕の黒門の闇冴返る(中原と志・東尾久5)
【荒川】
◆都電二丁目
・まちの駅すぐ着くはずだ迷路道(小林文夫・町屋8)
◆荒川自然公園
・日当たりの紅落葉鮮やかに(小林文夫・町屋8)
・都電ゆくその上空を初燕(北島宏吉・台東区竜泉)
・秋深し自然公園七変化(平松輝松・東尾久3)
・蝉時雨都電に負けじとフォルテッシモ(正木あさ子・東尾久6)
◆あらかわゆいの森(図書館)
・春の午後読書勤しむゆいの森(吉田美智子・荒川4)
・大寒やぬくもり欲しとゆいの森(平松輝松・東尾久3)
◆水再生場
・処理場や水再生の音の春(吉田美智子・荒川4)
◆ラクダ公園(ラジオ体操前)
・日々落葉掃くに曲がりし箒先(髙安正江・荒川5)
◆宮地六地蔵
・春時雨地蔵の肌の濃かりけり(田中礼子・荒川2)
・地蔵さま椿の花に顔隠す(髙安政江・荒川5)
◆荒川公園
・外将棋勢む爺等の冬帽子(田中礼子・荒川2)
・公園の小さき遊具春隣(田中礼子・荒川2)
・雪吊や池の亀等も見惚(と)れたる(田中礼子・荒川2)
・水搏(すべ)って駆く群青の鴨の首(髙安政江・荒川5)
◆恐竜の駅
・春風やサウルスビルの角を抜け(吉田美智子・荒川4)
◆三河島駅
・今昔三河島駅雪の富士(山江一江・荒川4)
【尾久】
◆尾久の原公園
・尾久の原サッカーボールが飛びにけり(戸畑祐貴・尾久六小)
・晴れ日より草々のゆれ尾久の原(仲田陸翔・尾久六小)
・キラキラと霜一面の尾久の原(あけどま・東尾久4)
・小春日や親子の跳ねる尾久の原(平松輝松・東尾久3)
・今年また団栗出会う尾久の原(平松輝松・東尾久3)
◆熊野前商店街
・湯気上がる八百屋店先蒸かし芋(あけどま・東尾久4)
◆尾久銀座
・寒茜下町銀座の匂(にほ)い満つ(中原と志・東尾久5)
◆瀬田生花店(まさみちの駅)
・花の香に店いっぱいの春の花(寺田千賀子・東尾久4)
◆尾久八幡神社(神々の駅)
・初もうでみんな笑顔で良い一年(矢野結菜・尾久六小)
・手をあわせ心おだやか八幡様(平原奈桜・尾久六小)
・ついにきた八幡神社はつもみじ(関勝太・尾久六小)
・神々の駅を結びて大鳥居(寺田千賀子・東尾久4)
・神々の駅を結びて冴え返る(寺田千賀子・東尾久4)
・都電待つ目の安らひて宮の梅(吉本つま子・町屋2)
◆渡辺畳店(い草かおる駅)
・春風にい草の香(かほり)運び入れ(寺田千賀子・東尾久4)
◆子育て地蔵尊
・地ぞうさま見慣れた角で見守ります(ひなの・尾久六小)
◆縁日
・二のつく日屋台のにおいと笑い声(三浦天音・尾久六小)
・えんにちだみんなが笑顔二のつく日(泰樂・尾久六小)
◆洋菓子セキヤ(お菓子な駅)
・誕生日いつものケーキいちご付き(矢野結菜・尾久六小)
・セキヤさん夢いっぱい楽しいな(でん さなえ・南千住6)
・秋深しケーキは美味しシャルソンし(橋本正法・足立区竹ノ塚)
◆ア・クール・ジョア(OGUの細道駅)
・西尾久に本格フレンチうれしいな(矢野結菜・尾久六小)
◆あらかわ遊園
・本物より速いがおそいコースター(三澤延忠・尾久六小)
・遊園地プールの音と夏の風(ゆか・尾久六小)
・懐かしい昔ながらの遊園地(遠藤壮一朗・尾久六小)
・荒川の遊園あそび四世代(平松輝松・東尾久3)
・遊園地てるてる覗く夏の空(正木あさ子・東尾久6)
◆たこせん(あらかわ遊園)
・あら遊の帰りにたち寄るたこせん屋(さく・尾久六小)
・百円で心も踊るたこ踊り(ヒロト・尾久六小)
◆ちえり
・雷が七時になると店おちる(岡崎光晴・尾久六小)
◆レンガ塀
・レンガ塀昔伝わるこの風景(後藤主・尾久六小)
・散歩道歴史感じる赤レンガ(ひなの・尾久六小)
◆尾久六小
・尾久六小四季おりおりの葉っぱたち(三澤延忠・尾久六小)
◆花屋さんぽみち
・帰り道笑顔の花さく「さんぽみち」(三浦天音・尾久六小)
◆神田湯
・寒くても笑顔になれる荒川銭湯(大出手智美・尾久六小)
◆おもいで広場
・やってみようおもいで広場で運転手(後藤主・尾久六小)
◆荒川車庫
・バラの道ガタゴト走る荒川線(平原奈桜・尾久六小)
・一仕事終えて都電の帰る家(平原奈桜・尾久六小)
◆遊園地通り
・三味線と遊びつかれた人の声(三浦天音・尾久六小)
【日暮里】
◆月見寺(本行寺)
・もみじのはあきのながれの月見寺(村本宙・ひぐらし小)
・春の空月をてらした月見寺(萩谷・尾久六小)
・月見寺もちたべながら月を見る(関勝太・尾久六小)
・寒行の太鼓の響く夜の静寂(しじま)(坂本久男・西日暮里2)
・山門の時の流れて糸桜(坂本久男・西日暮里2)
・寺に咲く椿はなぜか風流に(張ますみ・台東区池之端4)
・雲の上の俳人の句碑感激し(張ますみ・台東区池之端4)
◆富士見坂
・富士見坂夕やけぐもと記念写真(ゆか・尾久六小)
・富士見坂夕日輝く赤い富士(仲田陸翔・尾久六小)
・寒夕焼坂の真中のマンホール(坂本久男・西日暮里2)
・レンガ塀の色を深めて春時雨(坂本久男・西日暮里2)
・春寒や富士なき坂の石畳み(坂本久男・西日暮里2)
・富士見坂茜の空に冬の富士(山江一江・荒川4)
・富士見坂ビルが富士消し思い出を(張ますみ・台東区池之端4)
◆諏方神社
・諏訪台の聖なる杜に初明かり(坂本久男・西日暮里2)
・氏神の統べる川の手初明かり(坂本久男・西日暮里2)
◆経王寺
・雪吊と高層ビルのコントラスト(張ますみ・台東区池之端4)
◆羽二重団子
・花の雨時代を守る団子かな(坂本久男・西日暮里2)
・砲弾も留まる羽二重団子かな(小沼道子・豊島区駒込6)
◆芋坂
・春待つや上野戦争偲びつつ(坂本久男・西日暮里2)
◆道灌像
・躍動の道灌像や春浅し(坂本久男・西日暮里2)
・姿良き武将の春や道灌像(小沼道子・豊島区駒込6)
◆日暮里駅前
・冬霧の下町を往(ゆ)く救急車(北島宏吉・台東区竜泉)
◆下御隠殿橋
・D51の今は走らず橋の下(坂本久男・西日暮里2)
◆夕やけだんだん
・夕やけだんだん夫と春を上りけり(田中礼子・荒川2)
・線香の煙揺らめく盆の月(正木あさ子・東尾久6)
・秋の日に捲るアルバムセピア色(正木あさ子・東尾久6)
・暗闇に光る4つの目猫の恋(張ますみ・台東区池之端4)
・合コンで裏道消える猫の恋(張ますみ・台東区池之端4)
・見下ろせば商店街の春灯し(坂本久男・西日暮里2)
◆安田商店(布の駅)
・春風に乗って舞い入る布の駅(寺田千賀子・東尾久4)
◆谷中墓地
・木のことばふんだんに聞く落葉季(どき)(髙安政江・荒川5)
◆日暮里駅前のマンション
・小春日やビル十階で積木積む(髙安政江・荒川5)
◆谷中だんだん
・寒満月ふんわりとある谷中墓地(髙安政江・荒川5)
【その他】
◆おくの細道
・芭蕉とのおくの細道俳句旅(杉本大和・尾久六小)
◆荒川区
・荒川区そしてみつかる伝統が(佐藤貴司・尾久六小)
・荒川区冬がやってきたうれしいな(李大成・尾久六小)
・めだたないけれど荒川がんばって(こまっつー・尾久六小)
・幸せのファスト一位荒川さん(こまっつー・尾久六小)
・住宅街夕方夕日が頭だす(小林・尾久六小)
・荒川の心といえば荒川区(イスマイロワ ロビヤホン・尾久六小)
・夏なると荒川ならばぼんおどり(イスマイロワ ロビヤホン・尾久六小)
・下町の駅前に佇(た)つ社会鍋(北島宏吉・台東区竜泉)
・下町の工場街に燕来る(北島宏吉・台東区竜泉)*町屋、尾久あたり
◆都電とバラ
・春になりバラと都電がいいセット(佐藤貴司・尾久六小)
・荒川区都電とバラが似あいすぎ(後藤主・尾久六小)
・街中を薔薇騒めきて都電行く(正木あさ子・東尾久6)
◆バラ
・初夏になり色とりどりのバラならぶ(李大成・尾久六小)
・荒川区バラが赤くてきれいだな(李大成・尾久六小)
・春と秋いろんな色のバラ開く(平田・尾久六小)
・町の都電周りで見守るバラの花(泰樂・尾久六小)
・荒川線中から見えるはバラ景気(新里・尾久六小)
・都電には楽しみがあるそれはバラ(大出手智美・尾久六小)
・沿線のバラが笑顔をひきたたす(浅沼芭奈・尾久六小)
・雨の中ひときわかがやくバラの花(ムトウ・尾久六小)
・荒川線桜が走りバラがさく(ひなの・尾久六小)
・春になり新一年生バラ開く(平田・尾久六小)
・都電ぞいバラがきれいに色どるよ(いぶき・尾久六小)
◆都電荒川線
・冬明けてチンチン電車の音を聞く(戸畑祐貴・尾久六小)
・なつかしや夕やけてらすとでんとバラ(萩谷・尾久六小)
・思い出は路面と続くどこまでも(ヒロト・尾久六小)
・電停で桜と笑顔すれ違う(ゆか・尾久六小)
・荒川の心に残る都電の音(岡崎光晴・尾久六小)
・町の都電いつでもどこでも九十円(泰樂・尾久六小)
・都電沿い花と笑顔が咲きほこる(浅沼芭奈・尾久六小)
・都電内笑顔と優しさあふれだす(浅沼芭奈・尾久六小)
・都電沿い、空とあってるはなばなよ(松川水紀・尾久六小)
・朝早く、電車に乗って、元気出る(松川水紀・尾久六小)
・夜になり、めだっているよ、電車たち(松川水紀・尾久六小)
・荒川をみんなを乗せて走ってく(杉本大和・尾久六小)
・都電乗り乗車口には指注意(仲田陸翔・尾久六小)
・桜散り荒川の町さきほこる(前野絢哉・尾久六小)
・都電車両いつでるのかな新車両(いぶき・尾久六小)
・夜おそくにぎわっている都電車内(いぶき・尾久六小)
・春秋と都電とバラのハーモニー(遠藤壮一朗・尾久六小)
・都電ぞいあざやか色のバラの道(山本梨央・尾久六小)
・秋薔薇や香れば都電走り去る(あけどま・東尾久4)
・春めいて都電の響きリズミカル(山江一江・荒川4)
◆都電沿い
・都電ぞいあざやか色のバラの道(山本梨央・尾久六小)
◆下町
・下町はあたたかいえがおたくさんだ(こまっつー・尾久六小)
◆墨田川
・隅田川となりで走ると気持ちいい(さく・尾久六小)
・大川が流れ流れて冬の朝(戸畑祐貴・尾久六小)
・すみだ川きれいで月が反射する(小林・尾久六小)
・名月や川をてらして月浮かぶ(岡崎光晴・尾久六小)
・変わるはず荒川区から隅田川(新里・尾久六小)
・秋になり隅田川で月光る(平田・尾久六小)
・隅田川近くで楽しむ桜見を(関勝太・尾久六小)
◆荒川土手
・艇庫よりボート出てくる春休み(北島宏吉・台東区竜泉)
◆もんじゃやき
・もんじゃやきただようにおいにさそわれる(さく・尾久六小)
・西尾久の有名物は、かみなりもんじゃ(大出手智美・尾久六小)
・冬の日に家族みんなでもんじゃ焼き(ムトウ・尾久六小)
・冬ぬくしもんじゃの土手に家族揉(も)め(田中礼子・荒川2)
◆子育て地蔵
・供華(くげ)密(ひそ)と子育地蔵春待てり(中原と志・東尾久5)
◆銭湯
・冬の夜寒くなったら銭湯へ(山本梨央・尾久六小)
・終湯(しまいゆ)に首まで漬かる冬はじめ(北島宏吉・台東区竜泉)
・湯屋(ゆや)の戸は開けっぱなしや春灯(はるともし)(田中礼子・荒川2)
◆もみじ
・紅葉の光照らされ赤黄道(前野絢哉・尾久六小)
◆雪の結晶
・ふぶきふき雪の結晶大反乱(前野絢哉・尾久六小)
◆街中大雪
・雪こんこん玻璃戸(はりど)に園児と親の顔(髙安政江・荒川5)
◆場所不特定
・冬の雪子ども楽しく親困る(萩谷・尾久六小)
ご投句ありがとうございました!
- 主催
- あらかわ区まちの駅ネットワーク 協力 荒川区俳句連盟
- 後援
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